文大統領の支持率73.4%…北朝鮮挑発・人事問題で上昇停滞

韓国の文在寅（ムン・ジェイン）大統領の支持率が上昇の勢いを停滞させ、やや下落した。

　世論調査専門機関リアルメーターが去る28日から30日まで、全国の19歳以上の有権者1521人を対象に実施し31日に発表した2017年8月5週目、平日集計の結果、文大統領の就任17週目、国政遂行支持率は前週比0.5%ポイント下落した73.4%となった。

　先立って文大統領の国政遂行支持率は先週まで2週連続上昇していた。

　一方、「国政遂行をうまくできていない」と回答した否定評価は1.8%ポイント上昇した21.5%で、「わからない/無回答」は1.3%ポイント減少した5.1%だった。

　リアルメーターは相次ぐ北朝鮮のミサイル発射の余波とパク・ソンジン中小企業ベンチャー部長官、イ・ユジョン憲法裁判所の裁判官候補者の人事問題で、文大統領の国政遂行支持率が小幅下落したと分析した。ただし、チョン・ガプユン自由韓国党議員の「弾劾」発言問題や李明博（イ・ミョンバク）前大統領時代、青瓦台（大統領府）が軍の書き込み工作に関与したという証言などが続き、下げ幅はやや減少した。