<W杯アジア最終予選>ウズベキスタン、記者会見場であらわれた監督への不信…韓国には好材料
<W杯アジア最終予選>ウズベキスタン、記者会見場であらわれた監督への不信…韓国には好材料
男子サッカー、ウズベキスタン代表のサムヴェル・ババヤン監督の自国内での信頼度が落ちばかりだ。これは韓国との最終戦を控えた記者会見で現れた。韓国にとっては明らかに好材料だ。

 ウズベキスタンは5日夜12時(日本時間)、ウズベキスタン・タシュケントでおこなわれる韓国との2018年ワールドカップ(W杯)ロシア大会アジア最終予選グループA最終第10戦に臨む。

 試合前日の4日、公式記者会見に出席したババヤン監督は自国取材団に、“取り調べ”に近い質問を受けた。

 先月31日、中国武漢で中国に0-1で敗れたのが発端になった。ウズベキスタンは中国に敗れ、4勝5敗(勝ち点12、得失点-1)となり、2位韓国(4勝3敗2分、勝ち点14点)との差が広がった。また、シリア(3勝3敗3分、勝ち点12、得失点+1)に3位まで奪われた。

 そうでなくても自国ファンに信頼を失っていたババヤン監督は中国戦の敗北でより一層立つ場所が狭くなった。通訳を担ったバリゾーン氏は「ウズベキスタンのファンたちがワールドカップ最終予選で良くない成績を出しているババヤン監督へ不満が多い」と耳打ちした。

 これは記者会見でもあらわれた。中国戦以降初めて自国メディアに会ったババヤン監督は中国戦敗北や最近ふくらむ更迭説に対し、釈明するのに忙しかった。特に更迭説に関する質問には「代表チームの監督は十分に資格がある者だけができる」としながら顔を赤らめた。

 約15分間の記者会見で韓国戦に関する質問はたったの1回。ウズベキスタンは近づく韓国戦よりは過ぎ去った中国戦を通して監督の過ちを指摘し非難することに集中していたようだ。

 一方、ババヤン監督は韓国戦について「ウズベキスタンのサッカー史上、最も重要な試合だ。ウズベキスタンのことだけを考え、ウズベキスタンの試合のみをする」と伝えた。

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