【ソウル聯合ニュース】朝鮮半島の統一問題に取り組む韓国の社団法人「民族和解協力汎国民協議会」が韓国で実施した世論調査によると、平昌冬季五輪に北朝鮮の応援団が参加することには7割以上が賛成したが、アイスホッケー女子の南北合同チーム結成については反対が6割に迫った。同法人が25日に調査結果を公表した。 北朝鮮の応援団参加には74.5%が賛成し、23.2%が反対した。芸術団の公演については65.5%が賛成し、反対は31.0%。開会式での南北合同入場に関しては63.3%が賛成し、反対(34.3%)を大きく上回った。 南北入場の際に韓国国旗「太極旗」や北朝鮮の「人共旗」ではなく、「朝鮮半島旗」を掲げることに関しては51.0%が賛成、47.4%が反対した。 若者を中心に批判的な声が上がっているアイスホッケー女子の南北合同チームについては、「韓国の一部の代表選手が出場できなくなることは公正でないため反対する」との回答が58.7%となり、「五輪精神を生かし、南北関係の改善に寄与するため賛成する」との答え(37.7%)を21.0ポイント上回った。 北朝鮮の平昌五輪参加が大会成功に役立つとの回答は55.8%、南北関係の改善に役立つとの答えは56.7%だった。 調査は23日、全国の19歳以上の男女800人を対象に実施された。
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