防疫当局は30秒以上の手洗いとよく火を通したものを食べることなど衛生規則を順守するよう訴えた。
平昌冬季五輪組織委員会は、スイスの選手2人がノロウイルスに感染したと発表した。今回の冬季五輪で出場選手が感染したのは初めてだ。
隔離して治療を受けていた2人の選手は、これ以上の症状は見られず、競技への出場には問題ないと伝えられているが、感染の心配は大きくなっている。マイナス20度でも生存する冬によくあるウイルス菌でもあり、感染しやすい特徴があるためだ。その上、五輪と旧正月特需が重なり、人口が普段よりも密集した状況も心配の種だ。
問題は、感染経路が把握されていない点にある。2人が滞在している宿舎のフェニックスパークで感染したのか、外部の飲食店および大衆施設などが原因なのか、まだ伝えられていない。IOC(国際オリンピック委員会)とNOC(該当国家オリンピック委員会)の強力が必要だと言う防疫当局は、衛生規則の順守を訴えるだけの状況だ。
疾病管理本部の関係者は「参加選手の感染が起きていることについて残念に思う」とし、「感染患者の隔離と予防規則の順守を訴えるなど、拡散防止に全力を注ぐ」と明らかにした。
一方、現在まで平昌冬季五輪開催地域の平昌と江陵(カンヌン)では、261人がノロウイルスに感染した。そのうち217人は治療して回復し、44人は隔離中。
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