【平昌聯合ニュース】韓国で開催された冬季スポーツの祭典「平昌五輪」は25日午後8時から、北東部の江原道・平昌オリンピックスタジアムで閉会式を行い、17日間の熱戦に幕を下ろした。 9日に開幕した平昌五輪は冬季大会で過去最大規模となる92カ国・地域から2920人の選手が参加し、熱いメダルレースを繰り広げた。 大会の主人公である選手たちは各国旗手の入場後に自由にスタジアム内に入り、共に戦った各国の選手たちと別れのあいさつをした。韓国と北朝鮮の選手団は開会式とは異なり別々に入場した。 韓国の旗手は新種目マススタートの男子で初代王者に輝いた李承勲(
イ・スンフン)が務めた。日本は主将の小平奈緒が旗手を務めた。 閉会式は「未来の波」をテーマに、友情の熱戦を繰り広げた選手とボランティア、観客が一つになる和合の場を演出した。 人気男性グループEXO(エクソ)や女性グループ2NE1(トゥエニィワン)の元メンバーでソロで活動するCL(シーエル)などがK-POP公演を行ったほか、次期冬季五輪を開催する中国が開催地・北京をアピールする公演を行った。同公演は08年の北京五輪開会式の総監督を務めた中国の映画監督、張芸謀氏が演出した。 閉会式には文在寅(ムン・ジェイン)大統領、トランプ米大統領の長女、イバンカ大統領補佐官ら米代表団や金英哲(キム・ヨンチョル)朝鮮労働党副委員長兼統一戦線部長を団長とする北朝鮮高官代表団などが出席した。 韓国は全種目に過去最多となる146人が出場し、冬季五輪史上最多となる17個のメダル(金5、銀8、銅4)を獲得し、総合7位となった。総合1位は金14、銀14、銅11を獲得したノルウェー。日本は金4、銀5、銅4の11位だった。
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