仁川国際空港の到着ロビー(資料写真)=(聯合ニュース)
仁川国際空港の到着ロビー(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国法務部は9日、犯罪を起こしたか起こす恐れの高い外国人に対し出発地の空港で韓国行き旅客機への搭乗を拒否する「搭乗者事前確認制度」が昨年4月1日に全面施行されてから今年3月末までの1年間に外国人1万7762人の搭乗が拒否されたと発表した。 同制度は、法務部出入国管理の情報システムと航空会社の予約・発券システムを連携させて実施される。外国の出発空港で航空会社が乗客の情報を出入国管理情報システムに送れば、出入国当局が国際テロ犯や入国規制対象者、紛失旅券などの情報を確認して搭乗可能かどうかをすぐに返答する。過去に韓国内で殺人、性犯罪、薬物犯罪などを起こしたかどうかも確認する。 43カ国・地域の169の空港を出発して韓国に向かう航空会社86社の全便が対象。15年2月から試験運用を行い、昨年4月から全面施行された。
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