キム・ジョンウン の最新ニュースまとめ
政権中期を迎え雰囲気を一新し、国政運営力を維持するための布石で、青瓦台関係者は「(人事の)発表時期は早ければ来週後半、遅くても来月2~6日の旧正月連休の前になる」との見通しを示している。ただ、別の関係者は「今回の人事のコンセプトである刷新の意味を生かすためには全体の人選をまとめて発表しなければならない」として、「(後任候補の)一人でも問題がある場合、全体の人事が遅れる可能性がある」と述べた。
任鍾ソク(イム・ジョンソク)大統領秘書室長の後任には文大統領の最側近とされる盧英敏(ノ・ヨンミン)駐中大使が有力視される。趙潤済(チョ・ユンジェ)駐米大使や鄭東采(チョン・ドンチェ)元文化観光部長官の名前も挙がっている。秘書室長が交代になる場合、任氏は2020年の国会議員総選挙への出馬を準備するとみられる。
韓秉道(ハン・ビョンド)政務首席秘書官の後任には与党「共に民主党」のカン・ギジョン前国会議員、同党の李哲熙(イ・チョルヒ)国会議員らが取り沙汰されている。
尹永燦(ユン・ヨンチャン)国民疎通首席秘書官は退任すれば総選挙で京畿道・城南から立候補するか、入閣するとみられる。入閣する場合は次期文化体育観光部長官に選ばれる可能性がある。尹氏の後任には民主党の金聖洙(キム・ソンス)国会議員や文大統領から高い信頼を得ているとされる金宜謙(キム・ウィギョム)青瓦台報道官らの名前が挙がる。
一方、鄭義溶(チョン・ウィヨン)国家安保室長は北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)のソウル訪問など外交・安全保障上の課題が多く、留任になるとの見方が多い。チョ国(チョ・グク)民情首席秘書官も司法改革を引き続き推進し、青瓦台による民間人監視疑惑を巡る混乱を収拾するため続投させるとみられる。
Copyright 2019(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0