板門店で6月30日に行われた米朝首脳会談には李容浩外相とポンペオ国務長官が同席した。左から李容浩氏、金委員長、トランプ大統領、ポンペオ氏=(朝鮮中央通信=聯合ニュース)
板門店で6月30日に行われた米朝首脳会談には李容浩外相とポンペオ国務長官が同席した。左から李容浩氏、金委員長、トランプ大統領、ポンペオ氏=(朝鮮中央通信=聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)とトランプ米大統領が先月30日に南北軍事境界線のある板門店で会談した際、北朝鮮側が実務交渉の新たな代表を伝えていたことが3日、分かった。 新たな代表の詳細については明らかにされていないが、外務省出身で北朝鮮核問題を巡る6カ国協議に関与した経験があるという。 一部では、6カ国協議に国連代表部の次席大使として参加した経験があり、米国通として知られる金明吉(キム・ミョンギル)前ベトナム大使の名が挙がっている。また北朝鮮代表として2000年に米国と交渉を行い、11年から3年間、国連代表部の次席大使を務めたリ・ドンイル外務省国際機構局副局長の可能性もある。 北朝鮮の新たな実務交渉の代表は今月中旬に米国務省のビーガン北朝鮮担当特別代表と交渉を行うとみられる。 また交渉を統括した金英哲(キム・ヨンチョル)党副委員長の役割は李容浩(リ・ヨンホ)外相が務めるとみられる。
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