武漢から帰国の韓国人ら隔離施設が設置された地域、反対デモ広がる一方で「We are ASAN」運動も拡散(画像:news1)
武漢から帰国の韓国人ら隔離施設が設置された地域、反対デモ広がる一方で「We are ASAN」運動も拡散(画像:news1)
31日午前、新型コロナウイルスの発生地=中国・武漢から韓国にチャーター機で帰国した韓国人らが金浦空港に到着。検査を経て隔離収容される施設が設置された鎮川(ジンチョン)と牙山(アサン)で反対運動やデモが起きているが、その一方で「We are ASAN」「武漢からの方々を歓迎します」などのハッシュタグを付け、「一緒に打ち克とう」とのメッセージを拡散させる運動がSNSで広がっている。

 30日からスタートしたこの運動は、ハッシュタグと共に自身の顔写真や画用紙に手書きで書いたメッセージを持った写真をSNSで公開するもの。

 この運動に参加したオムさんは「恐怖に震えていたであろう韓国人の皆さんを温かく迎え入れます。武漢に駐在していた皆さんの隔離地が牙山と鎮川に確定したことで、一部記事を見てSNSでは牙山と鎮川を誹謗中傷するコメントもあり、胸が痛みます」と話した。

 また「武漢から来る帰国者の皆さんを歓迎する牙山市民もたくさんいることを知らせたくて、この運動に参加しました」と明かした。

 牙山で産まれ育ったというソンさんも、この運動に賛同。「We are ASAN 牙山市民は、歓迎していますよ。一緒に打ち克ちましょう!」と書いた画用紙を手にした写真をSNSに投稿した。


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