“対北ビラ散布”の脱北者団体代表、検察に送致…取材陣暴行容疑＝韓国

対北ビラ散布活動と関連し、警察の取り調べを受けた脱北者団体「自由北韓運動連合」のパク・サンハク代表が地上波放送局の取材陣暴行容疑に関連し、検察に送致された。

　ソウルソンパ（松坡）警察署は8日、特殊傷害および特殊公務執行妨害などの容疑を受けているパク代表を起訴相当の意見を付けて、書類送致したと発表した。
　
　先立って、警察は去る7月31日、パク代表に対して拘束令状（逮捕状）を申請したが、検察は補完捜査が必要だと判断し、令状申請を受け入れなかった。

　警察によるとパク代表は、去る6月23日午後9時ごろ、ソウル・松坡区の自宅を訪れたSBSの取材陣に抗議し、レンガを投げるなどの暴行を加えた容疑をもたれている。またこれを止めようとした警察にガス銃を噴射した疑いがもたれている。この過程でSBSの取材陣4人中3人が負傷したと伝えられた。