イースター航空、605人の整理解雇を断行…大規模リストラ現実化(画像提供:wowkorea)
イースター航空、605人の整理解雇を断行…大規模リストラ現実化(画像提供:wowkorea)
イースター航空が予告していた大規模な整理解雇を断行する。今年、新型コロナウイルスの余波で最悪の危機に直面している国内航空業界の初の大規模リストラだ。

13日航空業界によると、イースター航空は今月14日に社員605人を整理解雇する。これによりイースター航空の社員は590人に減少する。その後追加のリストラにより社員数は400人余りの水準になる見通しだ。

これはイースター航空がチェジュ(済州)航空との合併・買収(M&A)が霧散となってから再売却を進める過程で、会社の規模縮小が不可避だと判断したためだ。イースター航空側は「航空機が6機であるため、これに合わせ人力を縮小した」とし、「売却のため規模を縮小したもの」と説明した。

一方、イースター航空のパイロット労組は解雇措置に対し、「運航再開のため苦痛に耐え、8か月間賃金を全くもらえなかったが、整理解雇された」とし、「会社側だけでなく、政府も労働者らの声に耳を背けている」と批判した。

現在、イースター航空は8月にデロイト安進会計法人と法務法人のユルチョン、フングク(興国)証券を売却主幹者に選定し、投資者を模索中だ。今月末までに買収企業を選定し、再生手続きに着手する計画だ。

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