軍消息筋によると、徐長官は23日にヨンサン(龍山)の国防部庁舎でエイブラムス司令官と会い、米韓の安保懸案などについて意見を交わす計画だ。
徐長官とエイブラムス司令官が会うのは、先月の第52回米韓安保協議会(SCM)以来1か月ぶりだ。
16日からキョンブク(慶北)ポハン(浦項)のスソン射撃場で行われる予定だった駐韓米軍アパッチヘリの射撃訓練が住民らの反発で電撃猶予されたことを受け、これについての議論が行われるものとみられる。
エイブラムス司令官はこれまで公開席上で数回、地域住民らの反対で実射撃訓練がまともに行われず、準備体制に支障をきたしていると不満をもらしている。
特に今年7月の米韓同盟フォーラムの招請講演では、当時のチョン・ギョンドゥ(鄭景斗 )長官とパク・ハンギ合同参謀議長を前に、「最近閉鎖された射撃訓練場、民間デモによる不十分な訓練場の使用などで、われわれの準備態勢に至大な影響が及んでいる」と公開糾弾している。
ただ、軍関係者は23日の会合について、「定期疎通レベルの会合だと把握している」とし、「米韓の軍当局は緊密な共助体制の維持のため随時疎通している」と慎重な立場を示した。
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