新型コロナウイルスに感染した後、mRNA(メッセンジャーRNA)系列のワクチン(ファイザー製やモデルナ製)を接種した場合、一部の人は「スーパー免疫」の保持者になっていたとのこと。
7日(現地時間) の米国NPR放送によると、 ロックフェラー大学の研究チームは先月、このような結論の研究をオンライン媒体に掲載した。
研究陣は、新型コロナウイルスに自然感染してから今年に実用化されたmRNA系列のワクチンを接種した人々を調査。一部の人の体内からコロナ変異株とSARS(重症急性呼吸器症候群)系列のウイルスを「無力化」する抗体を発見したとのこと。
研究陣は、コロナ自然感染の後、mRNAワクチンを接種した14人の血漿(けっしょう)サンプルを採集し分析した。その結果、デルタ変異株を含め、新型コロナの変異株6種類に対して抗体の獲得が出来ていたことが分かった。
更に、新型コロナを起こす「SARS-CoV-2」だけでなく、SARSを起こす「SARS-CoV-1」に対する抗体までが形成されていたことが分析を通じて分かった。
研究陣はこの「スーパー免疫」を「ハイブリッド免疫」や「防弾免疫」とも呼んでいて、専門家や科学界から注目されている。
感染による苦痛に耐え、ワクチン接種まで我慢した「スーパー免疫者」。現在心配されているデルタ株などの変異ウイルスは勿論、これから発生する可能性のある潜在的な変異ウイルス、更にSARS系列のウイルスまで克服できる可能性がある。
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