上海市の陳通副市長は15日、「ショッピングモール、デパート、スーパーは段階的に営業を再開を認める。また、美容室と市場も入場客数を制限して営業再開を認める」と述べた。
ただ、陳副市長は具体的な営業再開の日程と範囲には言及しておらず、市民の間では「ロックダウン解除」に懐疑的な見方が出ている。
インターネット上でも、市民から「お前は誰をだまそうとしてるんだ?俺たちは家の庭にも出られないんだぞ。お前が(ショッピングモールなどを)開放したって、誰も行けないんだ」などといった批判的なコメントが上がっている。
上海市ではロックダウン開始後、大多数の市民が生活必需品の購入をオンライン・ショッピングに頼っているが、配達員不足により物資の入手が困難な状況が続いている。
これに関連し、アジアサッカー連盟(AFC)は14日、中国が2023年のアジアカップ開催を断念したと発表。2022年に行われる予定だった多数の国際競技大会も中止・延期に追い込まれている。
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