ロイター通信によると、米マサチューセッツ州の公共保健機関は18日(現地時間)「最近、カナダを旅行し帰国した男性から、サル痘の感染が確認された」と明らかにした。
マサチューセッツ州は「米CDC(米疾病予防管理センター)・健康関連の地方委員会と協力し、感染経路を追跡中だ」とし「この患者は入院しているが、健康状態は良好だ」と語った。
カナダの保健当局は「カナダにサル痘はなく、現状況を綿密にモニタリングしている」と伝えた。
マサチューセッツ州当局は「ウイルスは人との間で容易に感染しない」としながらも「サル痘患者の体液・寝具類や衣服・物と接触したり、長期間の対面を通じた呼吸器感染が起き得る」と説明した。
主に西アフリカおよび中央アフリカ地域で発生しているサル痘は、天然痘に似たまれなウイルス感染である。症状は発熱・頭痛・発疹から始まり、時間が経過すれば顔などの部分的な発疹が体全体に広がる。1970年代にコンゴ共和国で初めて、感染事例が確認された。
英国保健安全庁(UKHSA)は「感染者計7人のうち4人は、同性愛者や両性愛者と性関係をもった人だ」と伝えている。
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