ロッテ百貨店光復店(画像提供:wowkorea)
ロッテ百貨店光復店(画像提供:wowkorea)
プサン(釜山)市は31日、ロッテ百貨店釜山クァンブク(光復)店とアクアモール、エンターテインメント棟などに対する臨時使用期間を、追加で延長しないことを決めたと発表した。これにより2009年から臨時使用承認を受けて営業してきたこれら施設の承認期間が、5月31日で終了した。

同市は「ロッテショッピングが、旧釜山市庁跡にランドマークとして建設を決めたロッテタワーの事業が不振であるうえ推進の意思も弱く、商業施設のみ活用させておくわけにはいかない」と話した。

ロッテ百貨店光復店は、2009年に開業した。釜山市はロッテタワーの建設を条件に同店による臨時使用を承認したが、ロッテショッピングは毎年臨時使用承認を申請し、自治体がこれを延長する形で13年、営業してきた。

ロッテショッピングは2000年、釜山市庁の跡地に、居住施設を含む107階(428メートル)のランドマーク、ロッテタワーを建設すると発表した。しかし事業性確保のための居住施設に関する問題を解決できず、2013年の跡地の整備工事以降、建設は進んでいなかった。2019年には設計を変更し、ロッテタワーの規模も地上56階、高さ300メートルに縮小した。

ロッテグループは「3~4年後には、必ずロッテタワーを開設できるようにする」と話している。

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