WHOヨーロッパ事務所のクルージュ所長は31日(現地時間)「コロナにともなう国際旅行およびイベントの規制が解除され、サル痘が急速に拡散した」として「夏場にヨーロッパと他の地域でさらなる感染が広がる可能性が高い」と明らかにした。
サル痘がすでにヨーロッパで様々なイベントを通じて拡散し、今後数か月間に数十個の祭りと大規模イベントを通じて感染がさらに広がる可能性があるということだ。
彼は現時点でサル痘はコロナのような防疫措置は必要ではないとしながらも、ウイルス拡散を完璧に抑制できるかについてはまだ分からないと懸念を示した。サル痘が子供と妊婦、免疫力が落ちた人にとって致命的な病気であるのかどうかについても、まだ明らかではない状況だ。
クルージュ所長はサル痘の拡散を防ぐために、この病気に対する認識を高め、感染時に徹底的に隔離措置を取るようにし、感染事例を迅速に追跡しなければならないと強調した。
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