7日、インチョン(仁川)など全国で貨物連帯の労働者らが安全運賃制の日没制廃止などのため、貨物車の運行を中止し、無期限ゼネストに突入した。
この日午前10時頃、仁川新港があるヨンス(延寿)区ソンド(松島)ソングァン(善光)新コンテナターミナル前では民主労総貨物連帯仁川地域本部のゼネスト出征式が開かれた。
紺色のベストを着て「団結闘争」が書かれた赤色のハチマキを巻いた組合員300人余りは支部別に旗を持って出征式に参加し司会者が叫ぶスローガンを真似して闘争意志を高めた。
貨物連帯のキム・グンヨン仁川地域本部長は闘争辞を通じて「軽油価格が1リットル当たり2000ウォン(約211円)を越えた。 物価がうなぎのぼりに急騰し、すべての費用が上がっている」とし、「一か月にガソリン代、修理費など数十種類の費用を支出する貨物労働者は崖っぷちに立たされた」と話した。
続いて「解決策は明確だ。 軽油価格が上がっただけに運送料を上げなければならない」とし、「このような問題のために2020年から安全運賃制が施行されたが、輸出入コンテナ車両とセメントを運ぶバルクセメントトレーラー(BTC)だけを適用し、数多くの貨物労働者が経済的困難に直面している」と指摘した。
運送業の関係者は「貨物車運行減少比率を正確に算定できないが、今日貨物車が目立って減った」とし「現在の装置率は75%程度になる。 直ちに大きな問題はないがストライキが長期化する場合、物流大乱が起きかねない」と明らかにした。
仁川地域の埠頭を管理する仁川港湾公社と企業団体である仁川商工会議所側は同日、物流被害がないことを把握した。
仁川商工会議所関係者は「今日の企業動向調査で大きな問題がないことが確認された」とし、「ストライキが長期化する場合、企業被害が発生する恐れがあるため、政府の支援が必要だ。 ストライキ事態が早く終了することを願う」と話した。
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