韓国基礎科学研究院(IBS)の研究陣が研究を行なっている様子(画像提供:wowkorea)
韓国基礎科学研究院(IBS)の研究陣が研究を行なっている様子(画像提供:wowkorea)
韓国民の約70%は「政府が基礎研究への投資を拡大することが必要だ」と考えていることがわかった。

11日、科学技術情報通信部(省)は、国民の体感度を把握し効果的な基礎研究政策を立てるために実施した「基礎研究に対する国民認識調査」の結果を発表した。

今回の認識調査は、全国の満18歳以上の国民1500人および産業界・学界・研究分野の専門家102人を対象に「基礎研究および今後の政策の方向」について調査された。

科学技術情報通信部は、今回の調査に基づいて基礎研究に対する方向性を設定し、常に国民との疎通を通じて政策を推進していく予定である。

今回の調査で、多くの国民が「基礎研究は国民の生活に必要」(70.9%)と回答し「長期的に国家経済の成長をけん引し、国民の生活の質向上に寄与する」(75.4%)と回答した。

また、韓国の基礎研究力は「先進国と比べ低いレベルだ」と回答した割合は64.4%であることがわかった。

特に国民の70%以上(76.9%)は「基礎研究への投資を拡大することが必要だ」と考えていることがわかった。

科学技術情報通信部のイ・チャンユン基礎源泉研究政策官は「基礎研究は長期的に国家経済の成長をけん引し、国民の生活の質を向上させることにおいて非常に重要な役割をしている」と語った。

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