「Netflix」に立ち向かう「TVING」、「seezn」と経営統合しOTTで韓国トップに=韓国報道(画像提供:wowkorea)
「Netflix」に立ち向かう「TVING」、「seezn」と経営統合しOTTで韓国トップに=韓国報道(画像提供:wowkorea)
CJグループで動画配信サービスを手掛ける「ティービング(TVING)」と、通信大手KT傘下で同業の「シーズン(seezn)」を運営するKTスタジオジニーがそれぞれ取締役会を開催し、経営統合を決定した。これにより「シーズン」は「ティービング」に吸収合併され、KTスタジオジニーは合弁会社の持分を取得して、CJ ENMやスタジオルルララ(旧JTBCスタジオ)に続く3番手の株主となる。

今回の合併で「ティービング」は、通信大手SKテレコム(SKT)が運営する「ウェーブ(wavve)」を抜き、韓国最大のオーバー・ザ・トップ(OTT)事業者となる。アプリビジネス関連サービスを提供するモバイルインデックスによると、6月における米「ネットフリックス」の韓国における月間アクティブユーザー(MAU)数は1117万人で、「ティービング」(401万人)の2倍以上に達する。しかし「シーズン」(157万人)も合わせた「ティービング」のMAUは、558万人へと増加する。

KTグループのユン・ギョンリム・トランスフォーメーション部門長は「世界的なOTTがしのぎを削り、かつ主要なコンテンツを供給する場となった韓国のメディア・コンテンツ市場で、よりスピード感ある競争力を確保するため、今回の経営統合を決定した」と話している。


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