ハナ銀行本店のディーリングルームに株価と為替レートが表示されている=15日、ソウル(聯合ニュース)
ハナ銀行本店のディーリングルームに株価と為替レートが表示されている=15日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】15日のソウル外国為替市場で韓国の通貨ウォンが対ドルで下落し、13年3カ月ぶりの安値となった。 この日は前日比14.0ウォン安の1ドル=1326.1ウォンで取引を終えた。終値ベースでは、リーマン・ショック後の2009年4月29日(1ドル=1340.7ウォン)以来のウォン安・ドル高水準。 12日に記録した年初来安値(1316.4ウォン)も3営業日ぶりに更新した。 韓国銀行(中央銀行)は13日に史上初となる政策金利の0.5%引き上げに踏み切ったが、ウォン安に歯止めをかけることはできなかった。 ドルは、米連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ抑止のため利上げを加速させるとの警戒感から急騰した。 ウォンは対円でも午後3時半時点で100円=954.75ウォンと、前日同時刻に比べ7.83ウォンのウォン安・円高となった。
Copyright 2022YONHAPNEWS. All rights reserved. 40