日本経済新聞によると15日、円・ドルの為替レートはこの日午前、東京外国為替市場で139円台前半で始まり、午後3時43分現在は138円台後半となった。取引時間中の最高値は139円13銭だった。
前日、米ニューヨーク外国為替市場では取引時間中に139円38銭まで下落した。13日夕方の137円台から1日で2円ほど急落し、1998年9月以来となる約24年ぶりに安値を更新した。
ドルが強気を見せながら円の価値を低下させた。米国における6月の消費者物価指数(CPI)は9.1%を記録し、米連邦準備理事会(FRB)が基準金利を1%上げる可能性があるという展望が広がった影響だ。
その後、FRBのクリストファー・ウォーラー理事が0.75%の金利引き上げを支持すると発言して、大幅な利上げ観測がやや落ち着いたことで、円に対する下方圧力も緩和した。
しかし、心理的抵抗線である「1ドル=140円」が間もなく崩れるという見方が支配的だ。日本経済新聞は「円キャリートレードなど投機性取引が円安を加速化しているという見解もあるが、投資家は円を買い入れる理由を見つけることができないと口をそろえている」と伝えた。
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