F35A(国防部提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
F35A(国防部提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】韓国防衛事業庁は15日に開いた防衛事業推進委員会で、韓国軍次期戦闘機(FX)導入の2次事業など5案件について審議、決定した。これにより韓国軍は最新鋭ステルス戦闘機のF35Aを20機程度、追加で導入することが事実上決まった。 政府は来年度(1~12月)を目標に事業を推進する方針だ。 防衛事業庁はFX導入の2次事業について、北朝鮮のミサイル発射の兆候を探知して先制攻撃する「キルチェーン」の主要戦力の補強により、挑発に対する抑止力強化となり、有事の際には北朝鮮の核・弾道ミサイルを無力化できるだろうと期待を示した。 軍の要求を満たすステルス戦闘機はF35Aのみで、政府は2023年から28年まで総事業費約3兆9400億ウォン(約4124億円)を投じて同機を20機程度、追加で購入するとみられる。 韓国軍にすでに導入されたF35Aは40機程度とされている。 また陸軍が運用する輸送ヘリコプター「CH47D」の老朽化に伴い、これに代わる大型輸送ヘリの購入計画も審議し、決定した。 この事業には今年から28年まで総事業費1兆4000億ウォンが投じられ、米ボーイング社の「CH47F」約18機が導入される見通しだ。
Copyright 2022YONHAPNEWS. All rights reserved. 40