韓国初の国産戦闘機「KF21」、初飛行は非公開で…正確な日時は当日に決定(画像提供:wowkorea)
韓国初の国産戦闘機「KF21」、初飛行は非公開で…正確な日時は当日に決定(画像提供:wowkorea)
韓国初の国産戦闘機「KF21ボラメ」の初飛行について、韓国防衛事業庁が「天気などを考慮し、当日決定する」と述べた。

 同庁は16日記者団に送った携帯メールで「KF21の初飛行は、7月3週または7月4週に実施予定」としながらも、「初飛行のため非公開で実施する予定だ。飛行日は天気などさまざまな状況を総合的に判断して、当日決定する」と説明した。

 KF21の初飛行日については、具体的な日時が語られるなど、憶測が飛び交っているため、再び説明したものとみられる。

 同庁は6日、記者団のメディアデーイベントで、KF21の初飛行時期について、初めて言及した。当時、韓国型戦闘機事業団のノ・ジマン体系総括チーム長が、「7月の第3週から第4週の間に、初飛行すると思う。確実な日時を特定できない理由は、飛行準備や安全問題のため」と述べている。

 同庁はこれまで「公式的に決定されたことはない」として、初飛行の日時について言葉を控えていた。

 一方、KF21は現在地上で機体のタキシング(自らの動力で地上移動)を実施するなど、初飛行のための最終テストを行っている。7月に入って試作6号機の製作が完了した。現在、計画していた飛行試作機6台と救助試作機2台はすべて開発が終わった。最初の飛行には第1号の試作機が使われるという。
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