北朝鮮宣伝メディア「わが民族同士」は22日「『大胆な構想』ということに対し、各界の非難が日増しに拡大している」とし、「14年前のイ・ミョンバク(李明博)執権時期の『非核、開放、3000』をそのまま踏襲したものであり、その亜流に過ぎないという批判が殺到している」と伝えた。
続けて「また自ら『大胆な構想』と自評したが、失敗した政策の繰り返しとしか見えない」とし「韓米連合軍事演習を展開しながら、経済的支援をえさに手を差し出す行為は『大胆な構想』どころか脅迫や嘲笑に近い和戦両面戦術に過ぎない」と批判した。
「わが民族同士」は「各階層団体も論評などを通じて、問題解決の根本的な代案に対する悩みもなく一方的に出した『大胆な構想』に一体何の意味があるのか皮肉った」とし「専門家たちも尹錫悦の『大胆な構想』が前提から非現実的で実現できない夢だ。現当局が前政権のように実現不可能な目標に執着しながら時間を浪費すれば、近い将来さらに大きな脅威に直面することになると警告した」と付け加えた。
一方、尹錫悦大統領は光復節の祝賀式で経済協力はもちろん、政治・軍事的相応措置まで提供する「大胆な構想」を北朝鮮側に公式提案した。しかし、北朝鮮のキム・ヨジョン(金与正)朝鮮労働党副部長は談話を通じて、「実現とかけ離れた愚かさの極致」と拒否の意思を明らかにした。
Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 2