ハナ銀行本店の電光掲示板に表示された取引時間中の為替レート=22日、ソウル(聯合ニュース)
ハナ銀行本店の電光掲示板に表示された取引時間中の為替レート=22日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】22日のソウル外国為替市場で、韓国通貨ウォンは前営業日比13.9ウォン安の1ドル=1339.8ウォンで取引を終えた。ウォンは前営業日比9.6ウォン安の1ドル=1335.5ウォンで寄り付いた後下げ幅を広げ、午後1時51分ごろには1340ウォン台に下落した。ウォンが対ドルで1340ウォン台に下落したのはリーマン・ショック後の2009年4月29日以来、約13年4カ月ぶり。 NH先物のアナリストは、「一種の心理的抵抗線だった1340ウォン台を突破したが、それ以降は外国為替市場への当局の介入に対する警戒心が高まり、それ以上ウォン安が進まなかった」と分析した。 この日は韓国株式市場も弱含みで推移し、総合株価指数(KOSPI)の終値は前営業日比30.19ポイント(1.21%)安の2462.50となった。 米連邦準備理事会(FRB)の積極的な金融引き締めによりドル高が進行し、ウォンは6月23日におよそ13年ぶりに1ドル=1300ウォン台に下落。7月6日に同1310ウォン台、同15日に1320ウォン台に下がった。 ウォンは対円でも午後3時半時点で100円=977.49ウォンと、前営業日の同時刻に比べ4.82ウォンのウォン安・円高となった。
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