「中国、ウクライナ戦争以後ロシアからエネルギーの輸入75%増加」(画像提供:wowkorea)
「中国、ウクライナ戦争以後ロシアからエネルギーの輸入75%増加」(画像提供:wowkorea)
中国がロシアのエネルギーに対する依存度を持続的に拡大していると、22日(現地時間)にブルームバーグ通信が報じた。

ブルームバーグ通信は、中国の税関である税関総署の資料を引用して、今年3月から7月までに中国がロシアから350億ドル(約4兆7,919億円)規模の原油、天然ガス、石炭などのエネルギーを輸入したと伝えた。昨年同期の200億ドル(約2兆7,382億円)と比較すると大幅に増えた。

ブルームバーグ通信は、「ウクライナ戦争によって世界的なエネルギー価格の高騰で輸入価格がふくらんだ点もあるが、西側諸国がロシアのエネルギー輸出に制裁を加えながら、伝統的な友好国である中国がロシアから度々割引された価格で莫大な量のエネルギーを買い入れている」と説明した。

中国の7月におけるロシア産石炭購入量は、前年同期比で14%増加した740万tとなり、過去最高値を記録した。中国はオーストラリアとの葛藤によって2020年の末以降、オーストラリア産石炭の輸入を禁止した後、ロシア産石炭の輸入を増やした。

現在、ロシアは中国の最大燃料輸入国で、中国の7月におけるロシア産原油輸入量は前月比で減少したが、前年同期と比較すると、8%増加した715万tにのぼると集計された。ロシアはサウジアラビアを抜いて3か月連続で中国への最大原油供給国の座を守った。

ブルームバーグ通信は、景気の減速にも関わらず、中国の7月におけるロシアからのエネルギー輸入は72億ドル(約9,858億円)となり、前年同期の47億ドル(約6,435億円)より2倍近く増えたと強調した。
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