米シンクタンク“戦略国際問題研究所”(CSIS)傘下の北朝鮮専門サイト“分断を越えて”(Beyond Parallel)は「最近、ピョンアンナムド(平安南道)にあるスンチョン(順川)空軍基地の衛星写真を基に、基地拡張が行なわれていると分析した」と米国ラジオ放送局“自由アジア放送(RFA)”が26日伝えた。
順川空軍基地は、ロシアから導入したミグ戦闘機とスホーイ戦闘機が待機している北朝鮮の核心空軍施設である。
今回、北朝鮮は滑走路を300メートル拡張するなど様々な工事を行なっている様子が捉えられている。
“分断を越えて”は「拡張工事が完了すれば、より多くの戦闘機を収容することができるようになり、より大きくて重い航空機にも耐えられるなど出撃能力が拡大するだろう」とみている。
専門家たちは「最近の北朝鮮とロシアの関係を踏まえると、北朝鮮がロシア戦闘機をさらに導入する可能性がある」と推測した。
また「北朝鮮は、ウクライナ東部ドンバス地域のドネツク人民共和国(DPR)とルハンスク人民共和国(LPR)という親露国家であり国連未加盟国家を通じて、国連対北制裁を回避しロシア戦闘機を導入する可能性がある」というシナリオも取りざたされている。
北朝鮮は先月、ドネツク人民共和国とルハンスク人民共和国の分離独立を承認している。
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