統一部のイ・ヒョジョン副報道官は26日午前、定例会見で「25日、北朝鮮がヤンガン(両江)道で新型コロナウイルスと疑われる患者4人が発生したと伝えたが、26日の報道ではすべて流行風邪だと明らかになったと発表したことについての立場」を問う質問に、このように答えた。
25日に北朝鮮は「23日に北朝鮮と中国の国境付近にある両江道で新型コロナウイルスと疑われる発熱者が発生した」と伝えたものの、26日は国家非常防疫司令部を引用し「すべて流行風邪の患者だということが明らかになった」と報道した。
これについてイ副報道官は、「ただ、北朝鮮が依然として住民らを対象に防疫規定の順守を強調しており、防疫の危機意識を持続的に注入していることを見ると、北朝鮮も下位変異ウイルスの発生状況を注意深く見守っているようだ」と説明した。
実際に、北朝鮮は今月10日に全国非常防疫総和会議を開き、新型コロナウイルス防疫への勝利を宣言しながら最大非常防疫体系を正常防疫体系に転換したものの、変異ウイルスの再流行などを懸念しマスクの着用などを絶えず督励している。
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