金建希夫人、6000万ウォンのネックレスが物議…大統領室「知人に借りたもの」＝韓国

大統領室は30日、ユン・ソギョル（尹錫悦）大統領の配偶者であるキム・ゴンヒ（金建希）夫人が海外歴訪当時に着用した装身具が財産申告内訳から漏れているという共に民主党（野党）の主張に対し「一部は知人から借りたもので、一部は小商工人から購入した」と釈明した。

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国会運営委員会所属のチョン・ヨンギ（田溶冀）共に民主党議員によるとこの日、関連する田議員の質問に大統領室は「装身具3点のうち、2点は知人から借りたもの。もう1点は小商工人から購入したもので金額は申告対象に該当しない」と明らかにした。

これに先立ち、ユン・ジェスン大統領室総務秘書官はこの日の午前、国会運営委員会全体会議を終えた後、田議員に会った席で、金夫人がNATO歴訪当時に着用した宝石について「現地で借りたもので、財産申告から漏れたわけではない」と釈明したものの、その後総務秘書官室から訂正してきたと田議員側が伝えた。

田議員はこの日の会議で、金夫人のNATO首脳会議歴訪当時に着用した装身具が高価だという記事を引用し「財産申告に宝石類はしていなかったが確認したのか」と質問するとユン秘書官は「総務秘書官室で申告したのかどうかは検証されなかった」と答えた。

これに先立ち、キム・ウィギョム（金宜謙）共に民主党議員はフェイスブックを通じて「金建希夫人は分かっただけでもヴァンクリーフ＆アーペルのネックレス（推定価格6000万ウォン（約616万円）↑）、カルティエのブレスレット（推定価格1500万ウォン（約154万円）↑）、ティファニーのブローチ（推定価格2600万ウォン（約267万円）↑）など、少なくとも3種類以上の申告対象宝石を保有している」として尹大統領が就任後初の財産登録から申告漏れをしたと主張していた。

大統領室はこの日、これに関して記者団にメッセージを発信し「総務秘書官は共に民主党議員に『現地で借りた』という説明をした事実自体がない。言っていない話をメディアに伝え、これを正すための訂正要請をまるで大きなうそのように言ったことは望ましくない」と遺憾の意を表した。