台風11号は5日午後3時、北緯30度を過ぎてチェジュ(済州)道ソギポ(西帰浦)の南南西約370キロ付近まで接近する。この時、済州島は台風位置70%の確率半径および強風半径内に属する見通しだ。
気象庁は台風11号が次第に勢力を弱めて接近するが、この時の中心気圧は930hPa(ヘクトパスカル)、最大風速は50メートルで「非常に強い」と予想した。強風半径は430キロだ。
日本の気象庁も台風11号の勢力が弱まるものと見ている。韓国気象庁より低い水準の950hPa、風速45メートルに弱化すると予想した。
ただ、台風の予測は移動経路や強度が変化する可能性も高い。
高水温領域を通る台風11号の強度は、海上で停滞する期間に海流を起こし、低水温領域の海水を引き上げて水温を下げて勢力が弱まる可能性もあり、台風12号に発達する可能性がある第23号熱帯低圧部と併合した後、勢力をさらに拡大する可能性もある。
また、朝鮮半島周辺の高気圧による移動経路の変動性も現在のところ高い状態だ。気象庁は「経路は多少流動的だが、朝鮮半島が影響圏に入る可能性に備えが必要な状況」と伝えた。
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