ウォンが対ドルで13年5カ月ぶりの安値水準を記録した(イラスト)=(聯合ニュース)
ウォンが対ドルで13年5カ月ぶりの安値水準を記録した(イラスト)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】2日のソウル外国為替市場で、韓国通貨ウォンは前日比7.7ウォン安の1ドル=1362.6ウォンで取引を終えた。終値としては2009年4月1日(1379.5ウォン)以来13年5カ月ぶりの安値水準となった。 ウォンは前日比4.4ウォン安の1ドル=1342.0ウォンで寄り付き、一時は1363.0ウォンまでウォン安が進んだ。 米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が先週、市場の予想以上に金融引き締めの度合いを強める発言をしたことを受けてウォン安が急速に進行。中国経済の減速への懸念も圧力となった。 外国人投資家が証券市場で売り越したこともウォン安の要因だ。 2日の韓国株式市場で、総合株価指数(KOSPI)は前日比6.20ポイント(0.26%)安の2409.41で取引を終えた。外国人投資家は約1733億ウォン(約178億5000万円)を売り越した。 ウォンは対円では午後3時半時点で100円=971.03ウォンと、前日同時刻に比べ1.37ウォンのウォン高・円安となった。
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