台風11号に備える北朝鮮、「小さな被害もないように」と指示

北朝鮮が、台風11号の北上によって被害が予想されるなか「自身が住む地域と部門、単位での台風被害防止作業を滞りなく行い、責任を持って取り組まなければならない」と強調した。

　5日、労働党の機関紙「労働新聞」は、「人民経済の複数部門と単位、該当地域では小さな被害も発生しないように必要な対策をすぐに取らなければならない」と報じた。

　労働新聞は、気象局の通報を引用して「一部地域に豪雨警報が発令され、海岸地域では強風警報が発令された」と説明。

　そのうえで「農作業関係者は早急に対策し、農作物の安全な生育を守ための対策をすぐに立ててほしい」とし、緊張状態を維持して台風被害を徹底して抑えるための闘争を引き続く強めるよう指示した。