北朝鮮軍による公務員銃殺事件、遺族が故ワームビア氏の両親と面会へ=北の人権問題で連帯(画像提供:wowkorea)
北朝鮮軍による公務員銃殺事件、遺族が故ワームビア氏の両親と面会へ=北の人権問題で連帯(画像提供:wowkorea)
北朝鮮軍によって銃殺された韓国海洋水産部(部は省に相当)公務員イ・デジュン氏の遺族が、北朝鮮に抑留された後に死亡した米国人大学生オットー・ワームビア氏の両親と面会し、北朝鮮問題について議論する。

 イ氏の遺族は、ワームビア氏の両親から自宅に招待され、来る17日オハイオ州・シンシナティを訪問すると「米国の声(VOA)」が6日、報道した。この席には、「国民の力」所属のハ・テギョン議員も同行する予定だ。

 イ氏の遺族はVOAとの電話インタビューで「北朝鮮を相手にした訴訟で勝利する方法について聞き、彼らとの連帯を通して(北朝鮮人権問題と関連して)国際社会に声を上げていきたい」と述べた。

 ワームビア氏は2016年1月から北朝鮮に抑留され、2017年6月に昏睡状態で帰国し、その後死亡した。北朝鮮はワームビア氏に対して「国家転覆陰謀罪」を適用していた。

 ワームビア氏の両親は2018年4月、ワシントンD.C.連邦裁判所に北朝鮮を相手取り損害賠償を提起。その後、裁判所は北朝鮮に5億133万ドル(現在のレートで約704億円)を賠償するよう判決をくだし、ことし1月ニューヨーク州監査院が差し押さえた朝鮮光鮮銀行の凍結資金24万ドル(現在のレートで約3300万円)が支給された。

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