韓国の海洋警察庁(画像提供:wowkorea)
韓国の海洋警察庁(画像提供:wowkorea)
「韓国の海洋警察は、チェジュド(済州島)の南方海域で海洋調査をしていた日本海上保安庁所属の測量船に対し、調査の中止を求めた」とNHKが10日報道した。

NHKの報道によると、日本海上保安庁の測量船「光洋」は前日の午前10時頃、長崎県五島列島女島から北西110キロメートル付近で海底地形などの調査を行なっていたところ、韓国海洋警察の船から無線で調査を中止するよう要求されたとのことだ。

韓国海洋警察は無線で「韓国の海域での調査は違法である。調査をやめ直ちに退去せよ」と要求した。

これに対し日本海上保安庁は「日本の排他的経済水域(EEZ)で、正当な調査活動をしている」と回答した。

日本の測量船が調査を続ける中、韓国側の中止要求は1時間から1時間半おきに6回行なわれたという。

日本の測量船は、日本と韓国がそれぞれ定めたEEZが重なった海域で、海洋調査をしたものとみられる。

日本外務省は、今回の韓国海洋警察による調査中止要求に対し「日本のEEZ内の調査だ」として、韓国側に外交ルートを通じて抗議した。

日本の海上保安庁は先月から今月末まで、この海域で海洋調査を行なっている。

先月29日にも、韓国海洋警察が日本の測量船に対し調査の中止を要求したことで、日本は抗議している。

Copyright(C) herald wowkorea.jp 96