約2年間、該当の駅舎ではセンサーエラーでドアがまともに開かれないなど、スクリーンドアの誤作動が70回余り、発生したことが分かった。
昨年3月、キョンギ(京義)中央線のマンウ(忘憂)駅では、スクリーンドアと電車の間に乗客が閉じ込められる事故まで発生した。正常時は乗客や物体を検知するセンサーのレーザースキャンセンサーがきちんと作動し、乗客がいる時にスクリーンドアは閉まらない。
同社は移動通信アンテナの電磁波が、スクリーンドアのレーザースキャンセンサーに影響を与えているとみている。
同社は2020年12月から韓国放送通信電波振興院、韓国電波振興協会などと障害対策会議を開き、出力調整などの現場試験と現場点検を進めている。
科学技術情報通信省は今年1月から問題が発生した駅舎と同じ環境である104か所の駅舎で、5G中継機の運営を中断するようにし、移動通信会社と同社で問題解決に力を注いでいると説明した。
同社は5G中継器の出力を下方修正し、設置場所を変更した。それにもかかわらず、モニタリング過程で問題が繰り返されると、今月19日、5G中継器の稼動を再開しないことにした。
中継器設置基準および電磁波強度を考慮した設置基準検証前までに、5G中継器の出力を遮断する計画だ。
同社の関係者は「スクリーンドアの誤作動で電車運行の遅延、プラットホームでは乗客の墜落事故が、発生する恐れが大きい。そのため、5Gの出力中断を決めた」と説明した。
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