聯合ニュースによると24日、チョルラプクト(全羅北道)チョンジュ(全州)に住むA氏は15日午後9時25分ごろ、母親が入院したソウル・カンナム(江南)のある大学病院の重患者室前の廊下で待機していたところ、このような出来事に遭遇した。
建物ができてから40年が過ぎた病院のトイレの下水管が詰まったせいで汚物が逆流し、天井の仕上げ材を突き破ってA氏の頭上にそのまま落ちた。
当時、汚物の一部は重患者室の内部にまで流入したことが伝えられた。
しかし、A氏はこのような事故に遭遇した後もしかるべき措置を受けることはなかったと明らかにした。
A氏は現場にいた看護師と職員が何の助けもしてくれず、電話相談室に連絡しても勤務者がいなかったため、事故発生から1時間後にやっと手術室のシャワー室で洗い流すことができたと述べた。
A氏は母親が18日に退院するときに病院側に謝罪を要求したが、病院は1日が経過した19日に電話をかけてきて、クリーニング代を補償すると述べたと伝えた。
A氏は「1つ間違えれば天井が崩れながら、人命被害までありえた事故だった」とし「ただの電話1本で片付けようとした韓国トップクラス病院の事故対応は本当に嘆かわしかった」と述べた。続けて、「精神的なショックによって建物内の天井だけ見ても不安で、いくら洗っても体から臭いがずっと出るようで、神経精神科の治療を受けている」と説明した。
病院側は「患者の家族の方はとても不快な思いをされたと思う。遅い時間に起きた出来事であるため、できるだけ早く対応すると伝えたが、少し時間がかかった可能性はある。被害者の方に謝罪して補償もしたかったが、連絡がつながりにくかった部分もある。謝罪する意志がなかったのではない」と述べた。
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