同社は昨年から第3世代水素燃料電池の量産に関連し、その可能性を検討してきたが、改善が見込める性能に比べ多くの開発、量産コストがかかり、収益性が低いとの結論に至った。これと併せて同社はことし初めにも、第3世代水素燃料電池が搭載されるスポーツタイプ多目的車(SUV)、新型「ネッソ」が大きく性能改善していないため、関連の開発をはじめからやり直す決断をしていた。
現代自動車のチャン・ジェフン(張在勲)社長は「第3世代は、長期的な視点で製品力を高めるため、第2世代よりも開発目標をより引き上げた」と話した。また第3世代水素燃料電池が開発されても、これを搭載できるモデルが非常に限られている点も、量産延期の理由となったと業界ではみている。
同社は第3世代水素燃料電池の開発完了時期として、2026~2027年ごろを目標としている。
一方で同社は、今回の開発延期により、新型水素燃料電池車の発売が延期にはならないとの立場をとっている。
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