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北朝鮮は今月25日、地対地短距離弾道ミサイル(SRBM)1発をピョンアンプクト(平安北道)テチョン(泰川)一帯から発射したが、それから3日後のこの日再び発射したのである。米韓合同演習を翌日に控えた25日に発射されたSRBMは、高度60キロメートルで約600キロメートルを飛行し、速度はマッハ5で北朝鮮版イスカンデル(KN-23)と推定される。
北朝鮮はことしに入り弾道ミサイルを18回、巡航ミサイルを2回発射した。この日の発射は、韓国新政府の発足以降ミサイル発射だけでみると6回目である。
このような北朝鮮の動きは、米韓が今月26日から29日まで日本海(韓国名:東海)の韓国作戦区域(KTO)で実施する海上合同演習に反発する「武力示威」だという見方が出ている。米国の原子力空母をはじめとした米航空母艦強襲団は去る23日にプサン(釜山)作戦基地に入港し、韓国海軍と合同演習を展開している。
さらには「29日にカマラ・ハリス米副大統領が訪韓することをねらったものだ」という見方も出ている。ハリス副大統領はユン・ソギョル(尹錫悦)大統領と面談し、北朝鮮と対峙している最前線であるDMZ(非武装地帯)などを訪問する予定である。
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