警察、金建希氏の履歴書「事実関係異なる部分がある」=韓国(画像提供:wowkorea)
警察、金建希氏の履歴書「事実関係異なる部分がある」=韓国(画像提供:wowkorea)
韓国警察庁のナム・クジュン国家捜査本部長は7日、国会行政安全委員会国政監査で、ユン・ソギョル(尹錫悦)大統領夫人のキム・ゴンヒ(金建希)氏の虚偽経歴記載疑惑事件と関連して「一部履歴書に記載した内容が事実関係が異なる部分があるようだ」と明らかにした。

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 ナム本部長はこの日、ソウル・ソデムン(西大門)区の警察庁で開かれた国政監査で「共に民主党」のチョン・ジュンホ議員が「警察が(金建希氏に対して)不送致決定を下した直後、ある放送局で警察は金建希氏が提出した22件の経歴のうち12件が事実と異なったと判断したとの報道があった。教育部の監査結果でも金建希氏が国民大学提出書類に虚偽経歴を活用したとの内容が盛り込まれた」と指摘すると、このように答えた。

 だたし、ナム本部長は「大学関係者らをすべて調査したが、当時の採用条件はすべて十分に充足していたし、履歴書は採用過程で単純参考に過ぎなかったが活用されたもの」とし、「採用担当者の陳述と当時の採用条件を調査した結果、欺かれた部分はないと確認した」と述べた。

 これに先立ち、警察は先月5日、金建希氏の虚偽経歴記載疑惑に対して疑惑認定が難しいとして不送致した。その後、市民団体が異議申請をして事件は検察に移された。

 さらに、尹大統領の義母チェ某氏のヤンピョン・コンフン(楊平公興)地区開発特恵疑惑に対する捜査がまともに行われていないという叱責も出た。

 チョン議員は「野党相手には捜査力を総動員したキョンギ(京畿)南部警察庁が犯罪容疑が事実上確認された大統領義母の捜査に対しては動かない」とし「露骨な偏向捜査と見逃し捜査であると見られる」と主張した。

 これについてナム本部長は「徹底的に捜査している段階」とし「必要な措置を取る」と強調した。

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