韓国、国連人権理事会の理事国「落選」に衝撃…バングラデシュがアジア最多得票

韓国は11日（現地時間）、国連で開かれた人権理事会の理事国投票でバングラデシュ、モルディブなどに押され、再選に失敗した。

　韓国は、米ニューヨーク国連本部でおこなわれた国連人権理事会の理事国投票で、123票を獲得し、アジア国家の中で5番目となった。

　バングラデシュが160票の最多得票を記録し、モルディブが154票、ベトナムが145票、キルギスタンが126票で韓国を抑えて2023〜2025年任期のアジア枠理事国に当選した。

　国連人権理事会が、国連経済社会理事会（ECOSOC）傘下の機構だった人権委員会が改編され、2006年に設立された。

　国際社会の人権と基本的な自由を増進し、重大かつ組織的な人権侵害に対処し勧告する役割を担っている。