ウクライナとロシア、「美人コンテスト」で同じ部屋を割り当て…結局「部屋交換」(画像提供:wowkorea)
ウクライナとロシア、「美人コンテスト」で同じ部屋を割り当て…結局「部屋交換」(画像提供:wowkorea)
国際美人コンテストに出場したウクライナとロシア代表女性2人が主催側の決定で同じ部屋を割り当てられていたことが分かった。

 5日(現地時間)、米ニューズウィークなど海外メディアの報道によると、インドネシアで開かれる国際美人コンテスト「ミスグランドインターナショナル」に参加したオルガ・バシリオ(ウクライナ代表)とエカテリーナ・アスタシェンコワ(ロシア代表)は同じホテルの部屋を割り当てられた。

 3日、主催側は公式SNSで2人をルームメートに選定し、大会が開かれる期間中は同じ部屋を使うことになったと明らかにした。

 掲示物の最後には「今回の大会のキャンペーンは『戦争と暴力を中止せよ』という内容を付け加えた。これは現在進行中のウクライナとロシア間の戦争を和解させようとしたものと見られる。

 しかし、ウクライナ代表オルガはこの事実を知り、主催側に強く抗議した。

 彼女は自身のSNSに「私が、テロリスト・無法地帯・専制主義国家であり世の中で最も嫌なところから来た競争者と共に過ごさなければならないという通知を受けて、腹が立ち、苦痛だった」と吐露した。

 それと共に「私も平和と友情を支持する人だが、私の兄弟姉妹を拷問する人々のためにその単語を持ち上げたくはない」とし「主催側は(参加者の)このような感情を考慮する必要がある」と強調した。その翌日、オルガは新しい部屋を割り当てられたという。

 反面、ロシア代表のエカテリーナもまた「私は家族がウクライナ出身で家族の中で私だけがロシアで生まれた」として「私が大会で発する声が十分に伝わってほしい。友情と愛、世界平和を妨害するいかなる方式の憎悪にも反対する」と述べた。
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