18日、KBSによるとセジョン(世宗)市内を走行していたバス運転手Aさんは去る9日、横断歩道でバス前を横断した女を乗せたという。当時、女は出発しようと動き出したバスの車体を傘で叩き、無理やり乗り込んできた。
この行為についてAさんは、「無理な乗車は今後やめて欲しい」と指摘。すると女は、注意されたことに腹を立て、空いている席に傘とバッグを置くと、運転席の方に歩いてきたという。走行中の出来事だったため、乗客の負傷を懸念し「危険です、座ってください」と再び注意。これにまた腹を立てた女は、運転手に向かって「礼儀知らず!」などと怒鳴り、過激な言葉を使って暴言を吐いたという。
Aさんが警察に通報しようとすると、女はますます激高し「おい!ドアを開けろ」など暴言を続けたため、ほかの乗客が女を落ち着かせようとしたが、女の暴言はエスカレート。およそ15分間、バス車内で騒ぎが続いた。
当時、バスに乗車していた乗客は「本人(女)が悪かったのに、傘でバス車体を叩くなど、不安にさせるような行動をとった」とし、「運転手さんは、わたしたちの命を担保に運転されているのではないか」と女の行動に怒りをあらわにした。
当時、バスを運転していた運転手のAさんは「口に出すのも嫌なくらいにひどい暴言を吐かれた」とし、「あの場でわたしが女性に応戦したら、車内で乱闘が起きてしまうかもしれないから…」と応戦できなかった状況を説明した。
一方、特定犯罪加重処罰などに関する法律第5条10項(運転中の自動車運転手に対する暴行などの加重処罰)によると、運転中の運転手を暴行または脅迫した場合、5年以下の懲役または2000万ウォン(約200万円)以下の罰金と刑法で定められている。
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