ソウル市は19日、第11次都市計画委員会を開き、銀馬アパートの住宅再建築整備計画樹立および整備区域指定・景観審議案を修正可決したと明らかにした。
江南区大峙洞316一帯の銀馬アパートは28棟4424世帯規模で1979年竣工した共同住宅だ。地下鉄3号線の大峙駅とハンニョウル駅に隣接しており、ヤンジェ(良才)川にも近い。1990年代末から再建築を推進し始め、2003年に推進委員会も結成されている。しかし、安全診断や整備計画の樹立などに問題があり、足踏み状態を続けてきた。
整備計画案によると、銀馬アパートは33棟の計5778世帯(公共住宅678世帯)として再建築される。建ぺい率50%以下、上限容積率は250%以下が適用される。
公共に寄与するため歩車混用通路を作り、1万3253平方メートル規模の近隣公園と4081平方メートル規模の文化公園なども造成するという。公共庁舎(交番)も建設される。周辺エリアとの調和がとれた整備計画の樹立により、隣接地域の住居環境も改善されるものとソウル市は期待している。
銀馬アパートの再建築整備計画は2017年同委員会で保留された後、小委員会の諮問などを経て5年ぶりに再上程された。ソウル市関係者は「銀馬アパート再建築整備区域の指定案が修正可決されたことにより、今後江南区一帯の再建築整備事業にも弾みがつくものと期待される」と述べた
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