ソウル西部地裁(画像提供:wowkorea)
ソウル西部地裁(画像提供:wowkorea)
否定的なレビューを載せたという理由で出前を注文した客の家まで訪れ、乱暴を働いた食堂経営者と娘が有罪判決を受けた。

21日、法曹界によると、ソウル西部地裁刑事9単独のパク・ミソン判事は、暴力行為処罰法上、共同住居侵入などの容疑で裁判にかけられた食堂経営者である父親のイ(李)被告(53)に懲役8か月に執行猶予2年を、娘(30)に罰金70万ウォン(約7万3400円)をそれぞれ言い渡した。

パク判事は李被告に対し「販売した食べ物に対して否定的な評価をしたという理由で被害者の住居地に侵入し、派出所に連行された後も共用物を損傷したり、警察官に暴行したりとその罪責は重い」と量刑理由を説明した。

李被告の娘に対しては「父親と共に被害者の住居に侵入した罪責は決して軽くない」と判示した。

この父娘は昨年12月、配達アプリに‘料理の質が落ちた’との趣旨のレビューを載せた注文客の家を訪ね、玄関のドアをノックし、暗証番号を押しながら大声を上げた容疑で起訴された。

現行犯で逮捕された父親は、交番でも器物を破損し、警察官に暴力を振るって公務執行妨害の容疑が追加された。李被告は過去にも暴力容疑で数回、処罰を受けたことがあるという。

Copyright(C) herald wowkorea.jp 83