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EV用バッテリー市場で韓国企業のシェア下落 中国の躍進続く=1~9月
【ソウル聯合ニュース】今年1~9月の世界の電気自動車(EV)向けバッテリー(電池)市場で、韓国大手3社が2桁台の成長を遂げたが、中国勢の躍進に押されシェアは下落した。 エネルギー市場専門の韓国調査会社、SNEリサーチによると、1~9月の世界におけるEV用バッテリーのエネルギー総量は341.3ギガワット時(GWh)で、前年同期比75.2%増加した。 なかでもシェア1位と3位を占めた中国の寧徳時代新能源科技(CATL、35.1%)と比亜迪(BYD、12.8%)が市場の成長をリードした。 シェア10位以内に入った中国企業がシェアを伸ばした一方、4位のパナソニック(8.1%)など日本企業の伸び率は大半が市場の平均を下回った。 韓国企業も着実に成長しているが、市場シェアは落ち込んだ。 韓国勢のバッテリー使用量は、LGエナジーソリューションが前年同期比14.1%増の48.1GWhでシェア2位を維持した。SKオンは同92.0%増の21.2GWhで5位、サムスンSDIは同65.1%増の16.6GWhで6位だった。 韓国3社のシェアの合計は25.2%で、前年同期比7.3ポイント下落した。 SKオンのシェアは6.2%で0.5ポイント上昇したが、LGエナジーソリューションは14.1%で7.5ポイント下落、サムスンSDIも4.9%と0.3ポイント下落した。