ソウル駅の待合室のテレビで北朝鮮のミサイル発射ニュースが流れている=9日、ソウル(聯合ニュース)
ソウル駅の待合室のテレビで北朝鮮のミサイル発射ニュースが流れている=9日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国軍が南東部・蔚山沖に戦略巡航ミサイルを発射したという北朝鮮の主張を否定したことについて、北朝鮮の対外宣伝サイト「わが民族同士」は11日、「ずうずうしい」として反論する記事を掲載した。

 北朝鮮の朝鮮人民軍総参謀部は7日、韓国と米国が5日まで実施した大規模な空軍合同訓練「ビジラント・ストーム」に対抗し2~5日に対応軍事作戦を断行したとして、蔚山沖約80キロの公海上に2発の戦略巡航ミサイルを撃ち込んだと主張した。だが、韓国軍合同参謀本部は捉えられた巡航ミサイルはないとして、北朝鮮の主張は事実ではないと否定していた。

 記事は「われわれの戦略巡航ミサイルが2発も飛んで行ったことも知らなかったとは、傀儡(かいらい)軍部一味としては実に困ったことだっただろう」とし、韓国軍の中距離地対空ミサイル「天弓」が飛行中に爆発したことや弾道ミサイル「玄武2C」が正常に飛行せず軍基地に落下したことを取り上げ、「それこそ泣き面に蜂」と皮肉った。


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