キム・ジョンウン の最新ニュースまとめ
キム総書記は試験発射の場面を、リ・ソルジュ（李雪主）夫人や「キム・ジュエ」という名前と推定される娘とともに見守ったことで、関心を集めている。
北朝鮮の官営メディアが19日の報道を通じて、新型ICBMに劣らず関心を集めたのは、キム総書記の娘が初めて公の場に登場したことであった。
官営メディアは、「（キム総書記は試験発射場に）愛するお子様と夫人とともに直接出てこられた」と報じた。
また官営新聞は、白いジャンバーと黒いズボン・赤い靴の女の子がキム総書記と手をつなぎ、火星-17型を背景に並んで歩いたり話を交わしている写真などを掲載した。
このように北朝鮮最高指導者の娘がメディアを通じて国内外に公開されたことに対し、多様な見方が出ている。
いったん「火星-17型の運用安全性を誇示すると当時に、未来世代の安全を保障する戦略武器ということを強調しようとする意図だ」という分析が出ている。
また「キム・イルソン（金日成）-キム・ジョンイル（金正日）-キム・ジョンウン（金正恩）につづく4代の権力世襲構図に関係したものだ」という見方も出ている。
韓国のシンクタンク“セジョン（世宗）研究所”のチョン・ソンジャン北朝鮮研究センター長は「北朝鮮がICBMの試験発射の成功を大々的に報道しキム総書記の娘の写真を公開したのは、今後国家核戦略武力強化路線を続けることを示唆したものだ」とし「故キム・ジョンイル（金正日）総書記が長男や次男をしりぞけて、自分に一番似ている三男のキム・ジョンウン総書記を非常に早い時期に後継者に選んだように、キム総書記も自分に一番似ている娘を後継者として念頭に置いている可能性がある」と語った。
ただ、韓国の北韓大学院のヤン・ムジン教授は「夫人とこどもまで連れてICBMの試験発射を参観したのは、国防武力と自分の業績を誇示するためのものだ」とし「特に娘を連れてきたのは、即興的な決断である可能性も排除できない」と語った。
一方キム総書記は夫人との間に、2010年・2013年・2017年にわたる3人のこどもがいるとされている。
一人目は息子と推定されているが、多くの事は明らかにされていない。二人目は娘で「キム・ジュエ」という名前であることが確認されている。
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