イ・サンミン の最新ニュースまとめ
ストは労働組合の全国組織、全国民主労働組合総連盟(民主労総)の公共運輸労組貨物連帯本部が先月24日から行っている。
中央災難(災害)安全対策本部の第2次長を務める李祥敏(イ・サンミン)行政安全部長官は7日に開いた同本部の会議で、ストによる物流への影響について、鉄鋼業界の出荷量は普段の5割程度となっており、首都圏(ソウル市、京畿道、仁川市)や忠清道、江原道などで在庫が尽きたガソリンスタンドがあると説明した。ただ、在庫のないガソリンスタンドは5日時点で全国に96か所あったが、6日には81か所に減った。
石油化学業界の輸出量は普段の5%程度にとどまっているという。
一方、セメント業界では、政府が先月29日に業務開始命令を出してから今月6日までに運送会社33社のうち19社と運転手824人のうち492人が運送を再開した。これにより、6日のセメント出荷量は普段の9割まで回復した。
李氏は、物流ストによる鉄鋼、石油精製、石油化学など主要産業分野の損失額が3兆5000億ウォンに上ると強調したうえで、貨物連帯に「今すぐ運送拒否をやめ、速やかに業務に復帰してほしい」と促した。また、ストに参加せず被害を受けた運転手について、警察への通報があれば身の安全を守ると伝えた。
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