聯合ニュースによると、24日(現地時間)午後1時ごろ、デュースブルク市内の住宅街で留学生のハ某氏が身元不明の男性2人から暴行を受け、警察が捜査に乗り出した。
ハ氏によると、この男性2人はハ氏に近づき、「嫌悪感のある中国人」、「中国人は皆殺す」などの人種差別的発言をした後、ハ氏の顔などに暴行を加えた。
ハ氏は周囲の市民に助けを求めて警察が出動し、男性2人は逃走した。ハ氏は左目と頭などにけがをした。
ハ氏は特に、現地警察が逃走した男性を追いかけないなど、生ぬるい対応をしたと主張した。現地警察は傷害容疑とともに人種差別容疑もあり、捜査を進めているという。
ドイツなど欧州では新型コロナウイルス感染症の大流行以後、アジア系に対する人種犯罪が増えている。デュースブルクは中国の1対1路プロジェクトヨーロッパ関門と評価されるほど中国企業などの影響力が大きい地域で、これに比例して中国への嫌悪感情も増しているという。
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